みなさん、正月休みはのんびりできました?
風邪が流行っているので、寝込んだまま年が明けちまった、
という人もいるやもしれませんね(苦笑)
僕はといえば、昨年末に限定会社復帰を果たし、
無事、年末最終営業日の納会に参加することもできました。
その翌日、地元のジムに行った帰りあたりから、右奥の歯茎に痛みが…。
その痛みは夜になってクレッシェンド。
感覚を麻痺させてやれ、と氷を口に入れてベッドに入り、
「をいをい…。もう歯医者もやってないじゃないか。どうするよ、僕」
とツイてなかった2007年のエンディングに用意された、予想外の苦悩に
悶々としてしまいました。
朝を迎え、ネットで「休日診療、歯科」を検索。
をを!駅前のあの施設は、そのためのものだったのか、ラッキー!
つくづくこの地元には何でも揃ってるなぁ、とありがたく思います。
歩くだけでも痛みが頭部右側をいい具合に打ちのめし、
「痛みを全身で受け止めるんだ!イメージしろ、イメージしろ!」
と自己暗示をかけながら、駅前の施設へ朝一番に到着。
診察室のソファーで、スタッフが出勤、そうじ、診察開始の準備を
ぼ〜と眺めておりましたさ。
「つかれがちょっと溜まっているんじゃないですか?」
医師からの言葉。
そんなに疲れていないんですけど…、もしかしたら出社の疲れ?
というか、それ以外ないなぁ。
治療が完了して4ヶ月しか経過してない歯の奥で、膿がたまっている
袋のようなものができてしまったらしいです。
被せモノをこじはがされ、穴開けて、膿を吸引。
「じっとしてなさいね」
そう言われて、その日はじっとしてました。
が、また夜になると、痛みがクレッシェンド。
なぜ?終わると見せかけてどんでん返しを用意するホラーの常道?
2日連続で休日診療センターへ。
受付のスタッフさんは「あら、昨日の方?」と哀れみの目。
医師は昨日とは違う人で、「あ〜、なるほどね〜、いきなりテンション
あがるなぁ」と20分くらいいろいろされました。
何をされているのかまったく分からなかったけど、先生のテンションを
あげることができてよかったな、ってぽつりと口開けたまま思いました。
最後に「切開しますよ、痛いですよ」
と前置きされて歯茎にメスが入って、残った膿を出し切りました。
「じっとしていてください」
は〜い。おとなしくして過ごします、2007年の大晦日。
元日は弟夫婦のいる実家に行き、一緒に墓参り。
あとは部屋の掃除をしたり、ジムに行ったり、三が日過ぎてから西新井大師に
初詣に行ったり、雅叙園での少人数新年会に誘ってもらったりして、
いよいよ明日は2008年のスタートとなる初出社の日です。
休養期間中、本やネットでいろいろ「うつ」のことを調べたのですが、
いちばん共感できたものは、ダントツで、
細川貂々さんの描いた「ツレがうつになりまして。」という本。
ゆるい絵柄のコミックなのですが、ひとつひとつが「そうそう」「うんうん」
とうなづけて、すごい励みになりました。
この休み中、続刊の「その後のツレがうつになりまして。」を読みました。
ツレさんは、治るまで3年という時間を費やしているんですよね。
再発しやすいことから、気をつけて生きていることが強調されていますが、
僕も気をぬかずに「ほどほどに…」からがんばってみますよ。
正月の間にTVでやってたイチローを密着取材した番組と、アルマーニが
銀座タワーのオープンを迎えるために来日した際の密着取材番組。
イチローもアルマーニも、頂点の結果を求められることを受け入れ、戦ってます。
焦点を定めて、ストイックに、こだわって生きてます。
そうだよな。そういう生き方をしたいです。…そのうちに(笑)