DVD「ハウルの動く城」1/24 second
僕が購入したものについてきたのは、ラストのソフィーとカルシファーだよ。開封して目にしたとたん「けっこういいカットだ!よかったぁ」とにっこり。
しかーし、ヤフオクではハウルが映っているベストカットに高値がついて、大変なことになっておりますな。
なかには販売店が、購入者に回さずヤフオク出品していて「おい!(怒)」。
「ハウルの動く城」は、僕にとっては生涯ベスト5に入る大好きな作品。
はじめて観た時の感動と興奮そのままに、このBLOGに熱くレビューを書きました。DLP上映版も観たくて劇場へ2度足を運んだのですが、初回でいかに多くを見落としていたかが分かって衝撃を受けつつも、初めて観た時の感動がそのまま2度目にも。作品の素晴らしさをつくづく思い知りました。
DVDが届いてから、帰宅すると毎晩繰り返し観てます。
DLP上映を観た時、画面の鮮明さと色彩の美しさに目を見張ったものですが、DVDはもっと画面が鮮明でびっくり。作画の緻密さ、動きの細かさがよく分かります。
好きなシーンはいっぱい。出だしのソフィーとハウルが出会って空中散歩するシーン、ソフィーが一人湖を前に座っているシーン、ハウルが髪の色のことで凹んでドロドロになるシーン、ソフィーと荒地の魔女が王宮の階段を登るシーン、お花畑のシーン…。
映画の中盤までがとにかく好き。ハウルやソフィーたちが、元ソフィーが帽子屋をやっていた家に越してくるあたりまで。越してきたのが元住んでいた家だと気づいたソフィーが、帽子を作る作業をしていた部屋に入ってきた時の、1カットの中で年齢が微妙に変化していく様が何度観ても素晴らしいです。
後半の展開が慌ただしい、というのはいろんな人のレビューにある通りなんですよね。実際1カットの長さが前半より全然短くて、それまでの人物の関係性と状況が、爆撃で一変、せっぱ詰まって一刻を争う状況とソフィーの揺れ動く心が、激流となっていきます。そんな中でインサートされる少年時代のハウルと出会うシーンの美しさが際だちます。
いまから10年経ってこの作品を観た時、また新たな発見や感動を受けそうで楽しみです。
by tzucca | 2005-11-20 02:00 | → MOVIE