2006花火大会:江戸川区花火大会

今年の夏も、ゆいと一緒にいくつか花火大会を巡っております。

7月27日:足立の花火大会
急にしょぼくなってしまった昨年と打ってかわって、全編音楽花火で演出に凝ったオトナの花火大会でした。
「やればできる子じゃん!」と思ったものですが、あとで調べてみたら、担当煙火店が一昨年まで足立の花火を盛り上げてくれた金子煙火店に戻ったんですね。「できる子がいいものをつくった」わけです。来年もよろしくでございます。

7月29日:越谷花火大会
この日は隅田川の花火大会なのですが、場所取りのえげつなさにうんざりして、ここ数年昭和記念公園で開催される立川の花火大会の方に行ってました。しかしですね。この頃胃の調子がまた悪くて(胃炎が悪化してしまった)、自宅から電車1本で行ける越谷の花火に行ってきました。のーんびりした花火大会でした。展開が単調なので、途中眠ってしまいました(^^;

8月5日:江戸川区花火大会
老舗の「鍵屋」さんが仕切る江戸川の花火は、とにかくエキサイティング!打ち上げている1時間があっという間に感じる見せ場のうまさったら!エンターテイメント性が年々アップしていく気がする。
a0028078_011871.jpg

オープニングはたいていの花火大会ハデなものだけど、はじまって数分でいきなり空いっぱいに打ちあがる金冠。うひょー、いきなりフィナーレって感じのテンションの高さ。「すげー、すげー、江戸川すげー!」あちこちから声があがって、掴みは十分すぎるほど!
いくつかの見せ場の間は、単発打ちとスターマインでつないでいるんだけど、決して単調じゃない。考え抜いた構成です。
そして、何度も目の前が真っ白になるような大爆発。
色遣いのうまさも拍手でしたねー。鍵屋さんが得意とする桜色の美しさったら!さらに緑尽くしのシークエンスでは、さまざまな緑のバリエーションを見せてくれて、花火の発色の奥深さに感銘。
そして本当のフィナーレでは、これでもか、これでもか!と観客の高揚感をピークに持っていく視界いっぱいに広がって埋め尽くされていく金冠。うおおおー!と知らずに叫んでしまう。
はあ、はあ、はあ…。

a0028078_013893.jpg
ありがとう、今年も満足させていただきました。鍵屋さん。

写真は、昨年買ったふつうのデジカメ(FUJI FinePix F10)で撮ったものだけど、昨年よりはシャッターチャンスが慣れてきたみたい。
[PR]

  # by tzucca | 2006-08-16 00:02 | → 花火大会

ダンス仲間とBBQ

a0028078_2512947.jpg俺様がお天道様のもとBBQしている姿なんて想像できないとおっしゃるか?
まったくだぜよと自分でも思う、夜とインドアの男、TZKです(笑)

ダンス仲間、というよりSUGUYA組のバーベキューが葛西臨海公園であったんだ。
何年ぶりだろう、こういう場に参加するのは!みんなキモチのいい人たちだからねぇ。楽しかったぁ。
食べ物はたっぷりの量が用意されていて、ひたすら食べて、飲んで、しゃべって。
同じクラスに出ている仲間じゃないと、イベントで会ってもゆっくり話す機会がなかったりするんだよね。こういう場があると、なんでもない会話ができていいねー。
a0028078_251482.jpgバーベキュー広場のぼくらの場所は、木陰でもないのにタープを張ったのが途中からでさ。けっこう日差しが強くて、すっかりタンクトップ焼けしちゃった。タープをセッティングして日影ができたら、急に過ごしやすくなって「これでお金のある集団に見えるね」って(笑)
秋にクロスモードでSUGUYA組の出る発表会があるから、それに出る人たちはリハが終わってから駆けつけてきた。当然SUGUYAも午前中のリハが終わってからの到着。来る早々上半身裸になって、日焼けモード。でも14:00になったら次のクラスへと。おつかれさま〜。

a0028078_2521284.jpg

俺も14:30になったところで、東京湾大華火祭を晴海埠頭第一会場で見るために、みんなとバイバイ。みんなはそのあとずっと夜までいて、葛西臨海公園から花火見てたんだって。
最近BLOGをなかなか更新できなかったけど、今年の夏も花火大会には通ってます(笑)
あとでまとめて書きますね

@BBQの写真はYUKAの提供でした
[PR]

  # by tzucca | 2006-08-13 23:30 | → LIFE

若冲を見たか?ええ、先だって見てきました。

a0028078_2202879.jpgアートが好きといっても、美術展に足を運ぶのは年に1度あるかないかの僕。
通勤途中の上野駅に貼られた『紫陽花双鶏図』のアップを使った【若冲と江戸絵画展】のポスターを目にした時、「やばい。すっげーカッコいい」ってやられちゃってさ。
仕事面で精神的に鬱屈していて、人と話したくない、会いたくない、って引き籠もりモードになっていた7/16(日)、思い立ったように上野の東京国立博物館・平成館に観に行ってきたよ。

行ってよかった。すっごいいいものをもらってきた。
この【若冲と江戸絵画展】は、ロス在住のジョー・プライス氏がコレクションした、若冲をメインにした江戸絵画の里帰り公開。これほどの規模で開催されるのは、前にも後にも今回きりかも、とプライス氏がメッセージに寄せている内容です。

NHK教育の「日曜美術館」での特集、そして雑誌「BRUTUS」での特集と、すっごいスポットライトが当たっている、伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)。


a0028078_2481413.jpgプライス氏は、あのフランク・ロイド・ライトとの交流から、建築と自然の理についてたくさんのことを学んでいたそうです。そして、大学卒業記念にスポーツカーを買うためのお金で、ニューヨークの古美術店にあった、若冲の「葡萄図」に一目惚れして購入。それが、プライス・コレクションのビギニングだったという、美術の世界では伝説ともなっているエピソードがあります。
当時日本では、若冲はまともに評価されていなかったようで、1970年代になり、異端・奇想という切り口で、今回公開されている曽我蕭白、長沢芦雪らとともにアーティストとしてスポットライトが当てられたそうです。伝統的な表現や題材でなく、アバンギャルドとも言える自由で独創的な表現は、海の向こうのプライス氏の純粋な目で収集されたコレクションによって、今僕らの感性をこんなにも刺激してくれるのは、本当にありがたいことです。
プライス氏が作品を集める時、その作者が誰か?ではなく、絵そのものの魅力を最優先してきたんだそうです。
だから今回の【若冲と江戸絵画展】に寄せたメッセージでも、「絵を前にして、自由に感じて欲しい」というような言葉があります。これって、本質的なことだし、ポリシーとして言葉にできることはすばらしいことだよね。

プライス氏の作品指向の感性は、今回の展示方法にも特別な趣向を凝らしてくれました。
これらの作品は、ガラス越しに見られるために描かれたわけではない。
ということで、会場は大きく2つのエリアに分かれていて、1つではガラス越しでなく直接掛け軸や屏風を目にすることができるのです。これって展示会場側からすれば、作品管理上ものすごく気を遣うことらしい(だろうねー)
さらに、「日本美術を鑑賞するには、光の果たす役割は非常に重要」というプライス氏の言葉から、ガラス越しでない作品展示ゾーンでは、1分間で朝の光から日暮れの光まで変化する特殊な照明を使ってるんですよ。劇的に作品の表情が変化するのを目にすると、作品とそれが置かれた空間とが共に生活しているかのような一体感に驚きます。とくに、「金」部分の表情が光によって全然違うの。


a0028078_2212449.jpgというわけで、展覧会ガイドのようなテキストをつらつら書いてきましたが、そろそろ若冲のことを。
作画上のテクニックがいくつか特長としてあるんだけど、それよりも驚かされるのは、「画」としてのデザイナー的感性です。絵画作品は、それ自体で時間と空間が閉じているというか、完結しているものがほとんどだと思うのですよ。写真のような一瞬をフリーズさせたものでも、幅のある時間軸を内包しているものでも、描かれたそのフレームの構図は絶対的なものです。
だけど若冲の作品は、一部分をトリミングして、そのままポスターや和モノのパッケージデザインに使えちゃうものが多い。現実の対象物を「絵」に描き込む時、写実的であったり伝統的表現であったりするよりも、見る側に直感的なインパクトを与えるための、ディテイルの明快さがあるんですよね。それって、デザイナーがグラフィックスを作り込む時のような感覚に近い気がするのです。
若冲が得意とする鶏図は、庭に飼ってじっくり観察した鶏を、まるで鳳凰のように気高く描いてるのがカッコいい。観察することで、細かいパーツのディテイルに思い入れが生じてくるのかな。細かく描きこまれていることで、かえって現実感が喪失して存在感だけがシンボリックに浮かび上がってくるの。または、カタチのミニマム化を行って、シンボル性を強調しているものもある。
遠近法でないオブジェクトの置き方は、シンボリックなパーツをPhotoshopのレイヤーで重ねていくようなパース感もあるし、それもまた今の時代の和ものグラフィックスとしても通用する新しさにつながってのかもね。

「BRUTUS」の表紙を飾り、宇多田ヒカル「SAKURAドロップス」PVにも登場した『鳥獣花木図屏風』を目にしたインパクトは、まさに息を飲んだって言葉そのもの。「これってデジタル?」ピクセル分解されたようなこの表現を、江戸時代に?若冲はタイムマシーンで現代を見てきたの?なんて思っちゃいました。近づいてよくみると、ピクセルというかタイル画のような描き方をしていたんだけど、こんな絵が江戸時代にあった、という衝撃はかなりのものでした。なによりそれが、動物たちが楽しそうに寄り集まっている楽園というイメージなのも、目にしたことのない江戸絵画じゃないですか。これって数年前六本木ヒルズの森美術館「ハピネス」展に出品されたんですよね。まさに「ハピネス」。背景には仏教的思想があるらしいんだけど、何も知らずに絵を前にして思ったのは、グローバルなピース・ワールドじゃんってもの。
すごいアーティストだ、若冲って人は。

すでにやたら長いテキストになっちまいましたが、最後にこれだけは自分で忘れないように書いておきたいことがあります。
この展覧会で集められた作品は、人物よりも植物や動物、季節を描いたものが圧倒的に多いんです。季節ごとの草花と鳥、動物、自然の風景など。展示会場のラストに近い頃になると、それまで見てきた作品群の、自然とともに同じスピードで生きている喜びが僕の中に立ち上ってきて、涙が出てきちゃったんですよ!
1日の光のうつろいの中、家の中で絵に描かれた自然とともに、生活している土地とともに時間を共有していく心の余裕。なんてすばらしいんだろう!
なんかね、ロハスという言葉にしちゃうと意味がずれちゃう気がするのだけど、分かりやすくいえばそういう感覚の洗礼を受けたような気分になったのでした。

@若冲のほか、この展覧会に出品されているの中では、鈴木其一の洗練されたイメージづくりが気に入りました。
あと大好きなのは、長沢芦雪!「書」のような潔い強さのある作品は圧巻の一言です。

ーーーーーーーーー

2006年8月27日(日)まで東京国立博物館・平成館(上野公園)で開催中。
それ以降、全国を巡回していくようです。
プライスコレクション「若冲と江戸絵画」展・公式サイト
[PR]

  # by tzucca | 2006-08-06 02:25 | → ART&CRAFTS

IBのWEBチームサイト<iD-BR>

a0028078_0295475.jpgアイデアビューローでWEB制作にかかわるスタッフのチームサイト<iD-BR>が公開されています。<iD-BR>というのは、社名の英語表記IDEA BUREAUを縮めて、HTMLのソースを思わせる表記にしたもの。まだ未完成のままなんですけど、ちょっとずつ肉付けしていきますので、記憶の片隅に置いてたまにのぞいてみてください。チームのBLOGもあります。

ビジネスBLOGの可能性を考えていた昨年後半あたりから、Movable TypeをCMSとして利用する方向性について、うっすら興味は持っていたんです。それが、今年に入って実際に仕事上で打診されたのをきっかけに、本腰入れてこのノウハウを身につける必要性を感じるに至りました。

ただ実験的なことをやっていたのでは、実際に案件を受注した時に発生する解決すべき問題がクリアにならんだろう、ってことで、小規模な企業サイト1つをまるまるMovable Typeで作ってみようや!とチームに持ちかけたところ、けっこう乗り気になってくれました。
Movable Typeでサイト構築するサンプルを、まったくのダミーで作って公開している制作会社もありますよね。でももっとリアルなものでないと実際の提案に使えないと思ったわけ。アーティスティックなサイトではなく、小規模な企業サイトの佇まいをもった、シンプルでかっちりしたデザインのサイトで、内容もダミーではないもの。だったら、自分たちのプロモーションサイトを作ろう、すごく具体的じゃんそれって、と一人勝手に決めたのでした(笑)

10年前、はじめてウチの会社のサイトを作りたい!と社長に直談判した時の記憶が、フラッシュバック。そう、10年経ったんだよねぇ。この仕事を始めてから。こういうことを今やるのも、区切りとしていいかもしれない。

実際に動き始めると、受注業務の合間に作業していくことから、けっこう時間がかかってしまいました。その間、WEBデザイン専門誌でもMovable TypeをCMSとして利用するサイト構築の特集が組まれて、スタッフの間にも「旬なこと手がけている」というノリがあった気がします。
本当はもっと以前からやるべきだったことだけど、今からでもまだ遅くない!という思いは、簡単にできそうだと思っていたこともけっこうテクニックがいるもんだ、というのが分かってくると感じまくりましたね。

実をいえば、こういうことをやるのに、本当にMovable Typeが最適なのか?2年先に陳腐化していないか?など考えたんですけどね。もっといい方法があれば、このサイトデータをエクスポートして実験していけばいい!ってさ。
問題は、サイトを止まらせることがないよう、運営していくことを僕らがちゃんとできるかどうかなんだよね。どうしても自分のところのサイトって、放置してきちゃった過去があるから。そういうことを解決するアンサーの一例にしていかないと!

そして、もっともっと作るべき内容があるので、ちゃんとカタチにしていかないと!
独り相撲で苦労するかも…、でも今やるべきことをちゃんとするべき、という今年初頭に占なってもらった結果を、ちゃんとアドバイスとして受け止めてね。

<iD-BR>ブログでは、クリエイターとしての自分の考えを、少しずつ書いていこうかと思ってます。偉そうなことを…と思われるだろうけど、10年やってきて、凡庸な人間であったとしても何か伝えておくべきことがあるんじゃないか、って最近思うようになってさ。
[PR]

  # by tzucca | 2006-07-10 00:30 | → WEB+DESIGN

オペラの夜

友人からチケットがリーズナブルな価格で手に入るのですがいかがですか?とお誘いを受けたのが、
イタリア・ベッリーニ大劇場・日本公演「ノルマ」@上野東京文化会館。
42年も生きてきて、劇場でオペラを観るのはこれで2度目。
1回目は日本語版の「魔笛」だったので、本場イタリア・オペラ、初でございます。

素人なので、入場したらすぐにプログラムを購入して、ストーリーと見どころを予習。
オペラ好きな友人からは「長いよ」と言われていたから、ちょいと覚悟していたんだけど、これがすっごく面白かったの!耳になじみやすい旋律で、分かりやすい音楽なのがよかった。そして…、三角関係のドロドロを描くストーリーが、ゴージャスな昼メロを観ているよう!舞台両脇に設置されている電光掲示板の日本語字幕スーパーを目にしながら、ゆいと笑いを堪えてました。

舞台は、ローマ帝国の支配下にあるガリア地方。主人公のノルマねーさんは、部族の意志決定を司る巫女の長。ローマに対抗して戦おうぜ!と血気盛んな男どもを、「神はまだそれを望んではいない」と鎮めている。
でもそれは、本当の神の声じゃあないの。実はノルマねーさん、敵のローマの将軍とできちゃっててさ、2人の子供まで作っちゃってたの。でもこれはトップ・シークレット。ノルマねーさん、祖国を裏切るようなマネをしてまで、好いた男のために尽くしていたわけ。

ところがですよ。ローマの将軍さんは、ノルマねーさんから心離れちゃってて、若い巫女にぞっこん。

言い寄られている若い巫女は、上司のノルマに相談を持ちかけるわけ。その打ち明け話を聞いたノルマねーさんったら、「ああ、私もそうだった…。あの時の私。あの時の彼。」と思い切り共感モード。だから自分の願望をこめて「巫女としての責任はいいから、恋を成就なさい」とアドバイスするんだけど、そのお相手を聞いた時に運悪くローマの将軍が現れて、絶体絶命の3人模様!

ノルマねーさん、「私のことは捨てて、2人でどこへでも行けばいいわ!」と強がるものの「でも私の呪いからは逃れられないわ」「その恋は楽しめないわよ」と毒吐きまくり。
と、ここで前半が終了。

後半は、子供を殺そうとするノルマねーさんの葛藤から始まるの。
あの人との子供を殺したら、どんなにあの人は苦しむだろう。憎い!憎い!でも、母として、この子たちを殺すなんてこと…。

「呪ってやる!」という言葉に、僕もゆいも反応しまくり。
これだったら「牡丹と薔薇」もオペラにすべきじゃん、と思っちゃった。
というか、大衆芸能だったのね、オペラって、というのが分かりました。

ノルマねーさん役のディミトラ・テオドッシュウさん。オペラ初心者の僕でさえ、歌唱力のすごさに圧倒されましたよ。好いた男の心をつなぎ止めたい、でも憎い、恨めしい、プライドもある、それらの感情を歌い上げる声のなんと豊かなこと。
人の声が持つパワーを思い知りました。キモチの起伏を強引にシンクロさせてしまう歌唱力。劇場中の空気を支配する声。いやぁ、すんごい。
4時間ほどある本編のあとは、拍手がいつまでもいつまでも続いて、何度も何度もカーテンコール。
オペラっていいかも…。また機会があれば行きたいな。リーズナブルな機会があればね(^^;


ところで、もうひとつ感慨深いことが。
それは、子供の頃に何度も連れていってもらった上野の東京文化会館が、古さを感じさせないままそこにあったこと。前衛的な優れた建築物は、時が経っても生命力がみなぎっているんだなぁと。
僕は子供のころから「劇場」という空間が大好きで、上野公園に連れていってもらうと、必ず東京文化会館の中に入って、ただ劇場の中をうろうろして楽しくしてたんですよねー。
僕、なんでそっち方面に行かなかったんだろう…。
[PR]

  # by tzucca | 2006-06-30 23:01 | → ART&CRAFTS

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE