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ぶり返し

「勤労をたっとび、 生産を祝い、 国民たがいに感謝しあう」
という主旨の祝日でございますよ、今日は。
祝日じゃなくて、職場のみんなと飲み食いした方がいいような気もしますが、
仕事をしている人は仕事をしない日として、国民一斉フリーズの安息日
として過ごしてもいいかも。なーんもしない日。子供やニートさんたちが
ご奉仕してくれる日……。

なんてことを考えちゃうのは、今日1日なーんもせずに寝ていたからですよ。
胃液がこみあげてきて吐き気が続く症状がぶり返しましてね。
まいった。なにもできない。する気がおきない。今日1日で治まればいいんだけど。
水曜のダンス・クラスにも行けなかった…。
またしても夏前の状態に戻るのが遠のいていくよ(涙キラリ)

吐き気と胃はもうかなり良くなって、長引く風邪にうんざりしてたのですが、
昨夜「もう平気だろう」と吉野屋の豚丼を食べちゃったのがいけなかったよーです。
揚げ物でなくても、安い肉と油はやっぱり…。
あとやっぱり疲れすぎないように気をつけないといけないのね。
病み上がりだからじゃなくて、40過ぎたらそういう生き方にシフトしないといけないのかも。

何も口にしたくない日中でしたが、夜はゆいにあたたかいうどんを作ってもらって、
それはおいしくいただけました。

話かわって…、
平日の昼間の番組を観る時は、たいていニュースかワイドショーなのですが、
今日はTBSのドラマを観てウケまくりました。
「愛の劇場 貞操問答」と一条ゆかり原作の「デザイナー」の2本立て!
をんなの戦いと麗しき男子、妙に冷静なナレーション、
まさに「大奥」(サイトもすてき)でございますな。いやー、好きです、このテの展開(笑)
現実のどろどろした色恋沙汰話はうざいけど、ドラマだとどろどろしてた方が
コミカルに展開するよりも面白い!
そういえば「ミクシィ」で、自身のプロフィールばかりでなくマイミク全員が
大奥キャラ!という華やかなる皆様がいらっしゃって、大受けしてしまいました。
並んだ顔写真も壮観ですが、「紹介文」もキャラクター設定そのままなのが
恐れ入ってございます。
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  by tzucca | 2005-11-24 01:23 | → LIFE

小松亮太&ザ・タンギスツ・ファイナルツアー 北千住公演

a0028078_12465582.jpg北野武につづく北千住出身の輝く才能、バンドネオン奏者・小松亮太。
デビューから続いた、バンドネオン、ピアノ、バイオリン、ギター、コントラバスという5人編成ユニット・ザ・タンギスツのファイナルツアー北千住公演は、2日間3回公演がソールドアウト。生まれ育った地でのライブに、感慨深げなトークを挟みながら、スリリングで官能的な演奏に拍手喝采、聴き惚れました。

ピアゾラのタンゴに魅せられたのは、クラッシーな人たちの間でブームになった数年後。ウォン・カーワァイ監督「ブエノスアイレス」(1997年)のサウンドトラックに使われていたことがキッカケ。映画の内容とシンクロして聴いてしまってはいけないのかもしれないけど、スリリングながら心の内側に突き刺さるような切なさと繊細さにゾッコンになりました。
そのあと日テレの渡部篤朗+桜井幸子出演サスペンスドラマ「ラビリンス」で、ピアゾラのタンゴが使われていて、おおお!と感激したんだけど、その演奏をしていたのが若きバンドネオン奏者小松亮太さんだったんですよ。

小松亮太さんの演奏は、数年前にサントリーホールではじめて体験したのでした。
若いにーちゃんって感じの身なりで登場、ところが演奏が始まった途端に会場の空気が一変するかのような緊張感とエネルギーが広がっていって、びっくり。
その時はじめて、タンゴのあの独特な音色は、バンドネオンって楽器が奏でていることを知りました。無知ですみません。
弦楽器は「泣き」を奏でることができるけど、バンドネオンって楽器も「感情」をそのまま音に変えているかのような揺らぎがいいんですよ。時に鋭く、時に雄叫ぶかのように、感情の変化が奏者の動きとともにダイレクトに伝わってくるの。
ある意味すごくセクシーな楽器だなと。

ライブは、ピアゾラのほか小松亮太さんと熊田洋さんのオリジナルや編曲を含む、タンゴだけに捕らわれないバラエティーに富んだもの。
生身の人間に触れているかのような体温を感じるバンドネオンの音色、リードするピアノ、からみつくようなバイオリン、獣のようなコントラバス、心安らぐギター。スリリングでダイナミックで、優しく誘い込まれるかのようなメロディ。
うっとりと聞き惚れました。ほんと、聞き惚れました。
ヤバイです。才能フェチの心が揺さぶられます。

a0028078_1452647.jpgそんなわけですっかりミーハーになってしまった僕は、小松さんにサインをもらって一緒に写真まで撮っちゃいました(笑)
もし機会があったら、ぜひ一度聴いてみて欲しいな。実はもうCMやテレビ番組で耳にしているかもですが。

小松亮太・公式サイト

■この北千住「シアター1010」公演のレポートが、ソニー洋楽スタッフさんのBLOG「Rock番長皿屋敷日記」にステージの写真付きで掲載されています。
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  by tzucca | 2005-11-21 00:44 | → ART&CRAFTS

今年のボジョレー・ヌーボーは、 ジェローム・ラコンダミン

a0028078_23394625.jpg11月17日解禁となったボジョレー・ヌーボー。
みなさんはもう飲みました?
ワイン通でもないのに(っていうか普段酒を飲まない)、イベント好きなミーハー野郎の僕は、毎年楽しみにしてるんですよ。

今年は、シニアソムリエの資格を持つ友人TAKASHIくんからおすすめをピックアップしてもらいました。
極上ものは、専門家に聞くのが一番だよね。
おすすめされたのは、ジェローム・ラコンダミン、こだわりの自然派ジョセフ・シャモナール、今年初上陸のドメーヌ・リュエ、ジョエル・ロシェットの4つ。できれば4本全部を飲みたいところだけど…これ!と選んだのは、ジェローム・ラコンダミン。

昨年友人G君が、このジェローム・ラコンダミンを一口飲んで、
あまりのうまさからついボトルを空けてしまい、
飲むのを楽しみにしていた同居人から、地獄の折檻をくらいそうになったのを、
ゆいがネットで販売しているところを探して、一難を逃れたという
忘れられないエピソードが頭から離れなくて。
そんなにおいしいなんて…。どんなだよ…?

週末まで待って、いよいよそのジェローム・ラコンダミンをいただきました。
ボジョレー・ヌーボーは、フルーティで飲みやすいってだけじゃないんだ!
という驚きとともに、ステキなボジョレー・タイムのはじまりはじまり〜♪
グラスに注いでフルーティなアロマを楽しんだあと、
ゆっくりと口に含むと、ドライでスタイリッシュなかるーい口当たり。
そこからぐっと奥深い味わいが広がりながら喉を通ります。
喉ごしはすっきりとして、口にはほのかに若々しいワインのアロマが。
透明感ある味わいながらなんてドラマチックなのでしょう!
わくわくしてきます。
ビターチョコレートと一緒に口に含むと、もう幸せ感一杯!

ボトルは一気に空けず、2日に分けて楽しみました。
2日目の味わいは、透明感が少し増したような味わいに変わって、
その変化も楽しかったな。
ワインの味を的確に表現する語彙がないのが残念だけど、
幸せな週末を過ごすことができました。
TAKASHIくん、ありがとね(^_-)
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  by tzucca | 2005-11-20 23:40 | → DRINK&FOODS

傑作自主制作CG映画「惑星大怪獣ネガドン」

a0028078_2375629.jpg怪獣映画誕生50周年記念作品という冠のこの作品。実写を一切使わず、オールCGの自主制作映画にもかかわらず、見事なまでに往年の東宝怪獣特撮映画テイストを緻密なCGで再現していてビックリ!驚愕!

昭和百年を迎えた近未来。という設定からして、昭和のレトロ感がムンムン。
宇宙空間が黒でなく青だったり、古いフィルムみたいなカラー質感、独特なタイトル文字など、東宝特撮映画テイストがおいしい!
怪獣ネガドンは、たぶん昭和の特撮映画には登場できない変形ぶりですが、発射される光線はキングギドラを彷彿させます。その光線で破壊される日本家屋の飛び散る瓦は、「三大怪獣 地球最大の決戦」(1964年)に登場する一画面のようで、思わずカップを持つ手に力が入っちゃいました。

a0028078_2382192.jpg25分ほどの作品なので、ドラマ部分は設定をフォローする最低限のボリュームです。前半は「雨」の中展開するため、静かでしっとりした雰囲気。それが、後半一気にテンションがあがって…。
人物のCGは、かなりリアルに作り込んではいますが、やはりちょっと違和感があります。でもドラマの流れで不自然に見えないよう、細かくカットを割りアングルを変え、うまく見せてるなーと感心しました。
ネガドンと闘うロボットは、平成の産物ですね。でも右腕のドリルは「海底軍艦」(1963年)みたいで、をををー!やっぱドリルは最強だぁぁ!男だぜぃ!(^^)

「惑星大怪獣ネガドン」はテアトル池袋で上映され、連日大盛況だったようです。
12/15にDVDが発売されますが、今月いっぱいCS日本映画専門チャンネルで、何度かリピート放送されています。要チェック!そして制作者に大きな拍手を!


惑星大怪獣ネガドン公式サイト
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  by tzucca | 2005-11-20 02:39 | → MOVIE

DVD「ハウルの動く城」1/24 second

a0028078_202593.jpg「ハウルの動く城」DVDの初回特典でついてくる、透明アクリルキューブに密封された上映用フィルムの1コマ「1/24second」。
僕が購入したものについてきたのは、ラストのソフィーとカルシファーだよ。開封して目にしたとたん「けっこういいカットだ!よかったぁ」とにっこり。
しかーし、ヤフオクではハウルが映っているベストカットに高値がついて、大変なことになっておりますな。
なかには販売店が、購入者に回さずヤフオク出品していて「おい!(怒)」。


「ハウルの動く城」は、僕にとっては生涯ベスト5に入る大好きな作品。
はじめて観た時の感動と興奮そのままに、このBLOGに熱くレビューを書きました。DLP上映版も観たくて劇場へ2度足を運んだのですが、初回でいかに多くを見落としていたかが分かって衝撃を受けつつも、初めて観た時の感動がそのまま2度目にも。作品の素晴らしさをつくづく思い知りました。

DVDが届いてから、帰宅すると毎晩繰り返し観てます。
DLP上映を観た時、画面の鮮明さと色彩の美しさに目を見張ったものですが、DVDはもっと画面が鮮明でびっくり。作画の緻密さ、動きの細かさがよく分かります。

好きなシーンはいっぱい。出だしのソフィーとハウルが出会って空中散歩するシーン、ソフィーが一人湖を前に座っているシーン、ハウルが髪の色のことで凹んでドロドロになるシーン、ソフィーと荒地の魔女が王宮の階段を登るシーン、お花畑のシーン…。
映画の中盤までがとにかく好き。ハウルやソフィーたちが、元ソフィーが帽子屋をやっていた家に越してくるあたりまで。越してきたのが元住んでいた家だと気づいたソフィーが、帽子を作る作業をしていた部屋に入ってきた時の、1カットの中で年齢が微妙に変化していく様が何度観ても素晴らしいです。

後半の展開が慌ただしい、というのはいろんな人のレビューにある通りなんですよね。実際1カットの長さが前半より全然短くて、それまでの人物の関係性と状況が、爆撃で一変、せっぱ詰まって一刻を争う状況とソフィーの揺れ動く心が、激流となっていきます。そんな中でインサートされる少年時代のハウルと出会うシーンの美しさが際だちます。

いまから10年経ってこの作品を観た時、また新たな発見や感動を受けそうで楽しみです。
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  by tzucca | 2005-11-20 02:00 | → MOVIE

「チャーリーとチョコレート工場」

a0028078_0461538.jpgティム・バートン作品が大好きな僕ですから、初日に観て当然の作品なんだけど、体調がよくなってきた11月3日になってようやく観ることができました。

エキセントリックなジョニー・ディップといい、『オズの魔法使』のような極彩色の画面といい、「やってくれるねぇ!バートン先生!」と予告を観て期待しまくり。
だけど、これがチャートの1位を独走するほどの大ヒットになるとは!
ティム・バートンのスゴサは、マニアックでダークなテイストを持ち味にしていながら、ちゃーんと興行的な成功に結びつけることができる手腕です。
いくら根がオタッキーで屈折しまくってても、きちんとエンターテイメントとして成立する作品に仕上げるバランス感覚とさじ加減!これこそダークサイドに片足突っ込んだ屈折くんたちが、世の中からハブにされず人気者でいられるための神の技でございます。見習わないといけませぬ。


子供の描く絵って、シュールで奇怪。といっても、子供の頭の中が想像力豊かなファンタジー・ワールドかといえば、そういうワケでもないよね。
知っている現実が飛び石くらいしかないから、その間の空間を知ってる現実で勝手に埋め合わせていくと、<子供らしい自由な発想>になるわけで。それって、オトナになった今でもやってることだけども(^^;
自分がガキだった頃を考えると、物事分かっちゃいねーのに、ディティールをいいかげんにした<子供だまし>なものって、心動かなかった。
子供も楽しめるエンターテイメントって<コドモに勝つ>自由な発想とディティールの作り込みが必要なんですよ。(「NIKITA」の<コムスメに勝つ>からいただきました)
「チャーリーのチョコレート工場」は、まさにコドモに圧勝!なファンタジーワールド。
ストーリーだけをなぞってしまうと、テーマパークみたいな展開と教訓的なメッセージだけになってしまいそうだけど、そこはわれらがティム・バートン先生、ブラックな笑いをふんだんに盛り込んで、しかもハートフル。おいしいお菓子は、必ずしもカラダにいい食べ物じゃないのよん、って感じ。

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15年間、ウィリー・ウォンカ以外誰もいないはずなのに、毎日商品が出荷されている謎の巨大チョコレート工場。その工場がついに公開されることに。ただし、ウォンカ製板チョコレートに入ってる「金のチケット」をゲットした5人の子供にだけ。

絵に描いたような貧乏な暮らしで、家族の愛だけはしっかり受けて育った少年チャーリーは、ラッキーにも「金のチケット」をゲット。
他の4人のコドモは、金にモノ言わせて「金のチケット」をゲットするような、憎たらしいやつら。子も子なら親も親だよ、という親子5ペアが招かれた工場の内部は、常識的な工場とはかけ離れた、テーマパークのような異次元空間!

原色に彩られたお菓子の森とチョコレートの川と滝。そこで働くのは、身長75cmのウンパ・ルンパ族。ウンパ・ルンパは、みーんな同じ顔。男も女も同じ顔。
あははは。これだけでもう拍手。
原色の巨大セットと小人の組み合わせは、大好きな『オズの魔法使』を彷彿させるシーン。マニアックな映画作家は、みーんな『オズの魔法使』が大好きなんだねぇ。
『オズの魔法使』はミュージカル映画だから、この作品でもマンチキンたちの唄に匹敵するミュージカル・シーンが登場!
憎たらしいコドモたちが1人また1人、自業自得で酷いことになってしまうと、同じ顔したウンパ・ルンパがいっぱい出てきて歌い踊るんだよね。わははは。大拍手!やられた!
その歌と踊りは、1回1回スタイルがみんな違うの。ヒップホップ、ディスコ、クイーンばりのロック…。
このアイデアだけでも、「チャーリーとチョコレート工場」はすでに二重丸を獲得です。

川を舟で下っていく件は、ねずみーらんどのアトラクションみたい。
そして次々と憎たらしいコドモらが順に懲らしめられるのは、気分爽快。
僕は、パールのジャンバーにシアンのジャージという、いかにもハリウッド・セレブな出で立ちのバイオレット親子が、妙に気に入ってたのさ。「勝ち組」でありつづけることを親子ともども人生信条にしている雰囲気が、なにげに好き。で、どんな懲らしめ方されちゃうのかなー?ってわくわく(^^)

「チャーリーとチョコレート工場」は、ジョニー・デップ主演作ではもっとも興行的に成功した作品なんだって。繊細さの中にワイルドさがあってカッコいいとされるジョニーが、今回は怪しいおにーさんに徹していてよございました。会話の途中で、突然自分の世界に入って意識がどっか行っちゃうのが面白い。他人とコミュニケーションしなれていない、ぎこちない会話と表情のつくり方がうまかった!

今の時代、このテの映画となれば、全編CGだらけだろうと思いましたが、役者が演技をする部分はできるだけ実物大セットで撮影したようで、いい感じに作りものめいた世界観がリアルに表現されていました。つまり子供だましでないディティールのこだわりが徹底していて、画面の中にすんなり意識が入り込んでしまいました。
これってドラッグのトリップ感覚っていうの?
CGの使い方も、現実的でないリアルをさらにリアルに見せるための匠の技って感じで、気のふれた芸術家の頭にあるイメージをダイレクトに観ているようでキモチよかった!

涙を誘う佳作「ネバーランド」に続いて競演となるフレディ・ハイモア(チャーリー)とジョニー・デップ(ウィリー・ウォンカ)。フレディ少年の表情ってば、童話の主人公にはあんたしかいないよってくらい、純粋さに溢れていてズルイ。あまりに理想的な少年だから、10年後の姿を見たくないかも(^^;
ウォンカの歯科医をやってるお父さんもいい味だったな。ドラキュラ役者として歴史に残るクリストファー・リー。最近は「ロード・オブ・リング」のサルマン役ほか「スター・ウォーズ1〜3」にも登場してましたね。SF/ファンタジー映画で彼が出てくると、作品が松竹梅の「松」クラスになるって感じなのかな。
個人的にはチャーリーのお母さん役ヘレナ・ボナム=カーターが好きなので、このファンタジーワールドにも彼女がしっかりハマっていたのが嬉しかったな。ヘレナとジョニーは、つづいて「コープス・ブライド」の声の出演もしてますね。もうすっかりティム・バートン組!

僕はとってもチョコレートが好き。年に何度かは、ゆいがチョコをカバンにしまっておくと「チョコの臭いがする!どこだ!」と獲物を狙う目つきになるのだそう。封を切っていないのによくチョコの臭いが分かるね、とビビられます。
ヴァージンTOHOシネマズ六本木では、劇場内にチョコレートの臭いを漂わせる演出をしています。たしかにほのかなチョコレートの臭いはしましたが(席によってはもっと香ったかも)、あまりおいしそうには感じませんでした。
香りの演出はともかく、この映画を観ると、外国製の板チョコが欲しくなるね!

@「コープスブライド」も早く観にいかないとぉぉ!(TT)

「チャーリーとチョコレート工場」公式サイト

「チャーリーとチョコレート工場」QuickTime予告ムービー
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  by tzucca | 2005-11-12 23:28 | → MOVIE

中川信夫監督作品『地獄』

『亡霊怪猫屋敷』『東海道四谷怪談』『地獄』『怪異談・生きてゐる小平次』
で元祖ジャパニーズホラー映画監督として海外にもファンが多い中川信夫監督。
なかでも傑作と言われている『地獄』(1960年)は、今はなき新東宝の倒産寸前に制作された仇花的作品とされています。

光に満ちて白一色というイメージの天国より、地獄には闇の黒に炎や血の赤のカラーコントラストがあり、さらにいろんなステージも用意されていて、テーマパーク性がありますよね。仏教の地獄とキリスト教の地獄は、ステージやキャラに違いがあって、映像の題材としてはとても面白いと思うのですよ。
この映画は、前半で業が深い現世の人間ドラマを描き、後半彼らが墜ちた地獄を、シュールな映像で表現した、この世とあの世の地獄めぐりを楽しめます。

『地獄』という作品は、1960年に制作された中川信夫監督作品のあと、1979年に神代辰巳監督作品が70mmの大スクリーンで公開、そして1999年石井輝男監督がアンダーグラウンドに公開と、これまで3度映画化されています。内容はそれぞれ違うのですが、現世の業とあの世の地獄絵図という構成は同じ。神代監督作はダメ映画として誉れ高く、石井監督作はカルト性の強さが一部マニアの目を引きました。

「地獄」というモチーフの面白さと、これまで3度も映画化された中で、伝説となっている中川信夫監督版の『地獄』。ようやく観ました。

大学教授の娘と結婚の約束をした一見マジメな学生・四郎(天知茂)。四郎とその大学教授には、田村という悪魔の化身のような言動をする男がいつもつきまとっていた。ある夜、教授の家から帰る四郎を田村が車で送っていく途中、泥酔して飛び出してきたヤクザの男をひき殺してしまう。罪の意識に思い悩む四郎は、婚約者の幸子(三ツ矢歌子)に事件を告白し、自首する決意を固めた直後、幸子の乗ったタクシーが事故を起こし、幸子は帰らぬ人となってしまった。
ひき逃げしたことを「誰も目撃者がいない」と平然としている田村であったが、物影から被害者の母親が目撃していた。母親と被害者の恋人は復讐を誓う。
ナイトクラブで一人酒していた傷心の四郎に、店の女が言い寄り一夜を共にする。しかし、その女は被害者の恋人だった。
翌日、四郎は母の危篤を知らせる電報を手に帰省し、そこで幸子そっくりの若い娘(三ツ矢歌子:二役)に出会う。そして、被害者の母と女も居場所を突き止めその土地へ。さらに、悪魔のような田村も。

転げ落ちていく石のように災難が災難を呼び、次々と人物が死んでいく「あり得ない」展開。そして60分経過したところで登場人物全員が死亡。をいをい。
そして、地獄編へ…。

一番印象に残るのは、地獄のシーンより、現世を描く部分の1960年当時の東京。
場末な空気と妙にモダンな雰囲気。そこに登場する人物の極端さ。とくに悪魔そのもののような田村という男の存在がやりすぎなくらいエキセントリック。
奇抜なアングルのカメラワークも、歪んで亀裂の入った「あり得ない」現世の展開を緊張感あるものにしていました。
セリフまわしや画面づくりに、鈴木清順の「ツィゴイネルワイゼン」を思わせる部分があって、先に観ておくべきだった!
一見マジメで気の弱い学生の四郎が、婚約者・幸子をすでに孕ませていたことや、平気で店の女と一夜をともにしてしまう二面性が面白い。

で、お楽しみの地獄。
決して悪者でない登場人物さえも、業の深さや自殺、事故死から地獄に勢揃いして、永遠に終わることのない苦しみのサークルから逃れることはできないのであった。
閻魔大王はいるし、赤と青の鬼はいるし、血の池や灼熱地獄も登場。
カラダを引き延ばされたり、皮をはがされたり。
現世での業を何度もリプライズしたり。
ああ、まるで、お化け屋敷か蝋人形館を巡っているよう!

1960年といえば、世界に誇っていた東宝の特撮映画では「電送人間」「ガス人間第1号」、翌61年には名作「モスラ」(ザ・ピーナッツが出ている方ね)が作られた頃。ところが『地獄』の特撮は自主制作8ミリ映画のような稚拙さ。奇抜なカメラアングルやカット割り、シュールな展開の方が遙かにインパクト大。夢の中のような交錯する展開。叫ぶ口の中、目の超アップがコワイ。

幸子が孕んでいたことを知らなかった四郎は、地獄で自分の子が流されていくのをひたすら追っていく。そして巨大な車輪に乗った赤子を助けようと、車輪に乗ったまではよかったが、しがみついてカラダを動かすことができず叫ぶだけ。
本気で助けようと思うなら這ってでも動けるでしょ、とつっこみたくなるシーンなんだけど、延々とそのまんまなのよ。そして唐突に画面がフリーズ。
永遠に続く苦しみを時間を静止することで表現したのかな。

そして訪れる唐突なラスト。ええ?ここで終わっちゃうの?
日本のロジャー・コーマンとも言われる新東宝の社長・大蔵貢は、地獄と極楽を映像化すると思っていたらしいのですが、中川監督は出口のない地獄を執拗に描いたのでした。完成後、大蔵社長は中川監督をきつく叱ったそうです(^^;
でもこの『地獄』は、その後に名を遺す怪作となったのだから、やりたいようにやった中川監督の勝利でしたね。
日本映画が元気になってきた現在、大金を投じてダークサイドな監督に21世紀版『地獄』を作らせてみたらどうだろう。人間の業のカタチも変わってきているし。そうそう、10年おきに必ず制作されるシリーズにすればいいんじゃない?と思うのでありました。

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『地獄』中川信夫監督作品
1960年7月公開/新東宝/100分/シネマスコープ

DVD 2000年6月リリース
ハピネット・ピクチャーズ - ASIN: B00005G0EK
(オリジナル音声リマスター版)
¥5,949(税込)
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  by tzucca | 2005-11-06 21:57 | → MOVIE

パゾリーニの「ソドムの市」

マルキ・ド・サドの『ソドムの百二十日』を、イタリア映画界の奇才パゾリーニが映画化。ホモセクシャル、スカトロ、拷問描写がセンセーションを巻き起こし、本国イタリアはじめ各国で部分削除、上映禁止になる。
全精力を傾けてこの作品を作ったパゾリーニ監督は、映画が完成してまもなくローマ近郊の海岸で激しく損傷した遺体となって発見される。
同性愛者だったパゾリーニから個人的な性的行為を要求された「ソドムの市」出演の少年が、逆上して木材で殴ったうえに自動車で轢いて殺害したとされていた。
それから30年経って、服役を終えた犯人とされた男が「真犯人は別にいる」と今年の5月にテレビ番組で証言。
当時の助監督からも、パゾリーニは殺害された当日「盗まれたフィルムを取り戻すため犯人と交渉する」ため出ていったと語っている。
犯人の新証言を受けて地検の再捜査が始まったが、真相は謎のまま先月の12日に捜査が打ち切られた。



1976年の日本公開時、僕はまだ12歳でした。
映画雑誌「スクリーン」「ロードショー」を買ってもらい、図書館に行って「キネマ旬報」のバックナンバーを読みあさるという、小生意気な映画少年でした。
当然「ソドムの市」の紹介記事も目にしていました。
「スクリーン」には、公開作品紹介に洋画の成人映画も写真付きで掲載されていて、子供ながらに、「おっぱいが大きな女が出るポルノ」「動物と交わるポルノ」など、今から考えれば変態趣味といわれる内容も、お酒や煙草と一緒にオトナになったらそういうことに興味を持つものなのかぁって程度の認識をしていました。
しかし「ソドムの市」のスチールは、そういうポルノ映画とあきらかに何かが違っていたのを記憶しています。なにか絵画的で宗教的な臭いがあったのです。

a0028078_23285722.jpgオトナになって、雑誌「夜想」や渋澤龍彦の本を読む人間に無事育ち(笑)、倒錯世界の妖しい空気に触れるたび、頭のどこかに「ソドムの市」という映画の存在が常にひっかかっていたような気がします。
1990年に青土社からハードカバーで発売された、本邦初の完訳版『ソドムの百二十日』は、ワクワクもので手にしましたよ。

なんで今になるまで、「ソドムの市」を観なかったんだろう。不思議です。
1999年に渋谷のユーロスペースで「パゾリーニ映画祭」が開催されるまで、観る機会がなかったというのもあります。でも一番抑制剤となっていたのは、「とてつもなく不快な映画」「気持ち悪くなる映画」「2度と観たくない映画」という評判だったかもしれません。ぶっちゃけ、観るのが怖かったんです。
それがね、ふとしたきっかけで「最低映画館」なるサイトで、大好きなB級SF/ホラー映画の中にこの作品紹介を見た時、「あれ?なんで俺観てないんだろ?」と思っちゃったの。ホラーものでは、相当気持ち悪い映画も、不快になる映画も観てきているのに。

DVDは、オリジナル完全版と銘打たれています。
世界中でズタズタに切り刻まれてしまった作品が、美しい画質と冒頭だけしかぼかしの入っていない状態で観られるなんて、ありがたや!
ゆいと2人並んで、じっくり鑑賞。
衝撃でした。多くの人が衝撃を受けたという男色行為や排泄物を食べるという変態行為、拷問シーンにではなく、画面の美しさと抑制の利いた行為の描き方、そしてテーマ性にです。
変態行為への妄想を熱病にうなされたように書き連なっている原作を、ファシズムという毒を加えてより美的作品に仕上がっていることに、驚いたのです。
理解できないことは多々あります。映画の中に散りばめられた多くの記号的な比喩。イタリア、とくに映画のオリジナルタイトルとなっている「SALO」サロ共和国の歴史、パゾリーニの生い立ち、文学・芸術の引用元などを調べないと、映画に込められたパズルピースをはめ合わせることはできないと思いました。

僕が高校時代の頃って、映研でアートムービーに傾倒していた人たちには、ゴダールが絶対的に神格化されてました。「僕ゴダールの映画好き〜。カッコいいもん。」なんて一言を聞かれた日にゃあ、ザザザッと円陣に取り囲まれて「貴様にゴダールの何が分かるというのだ!」とボコボコにされそうなコワサがありました。

パゾリーニもそんな感じ。ここで何の教養もない僕が語ったところで、物影から鞭で背中をパシッと叩かれそうでコワイです。
でも、美しいと思ってしまったのです。
それはきっと、鮮明なDVDの画面で、ウンコや拷問シーンが「本物でない」ことが分かったからかもしれないけど(一部は本当っぽかったけど)。今のアダルトビデオなどでは、本当に鬼畜な行為を収録したものが出回ってるから、遠景で絵画のような構図と光で描かれるこの作品の節度に、「品」さえ感じてしまいました。

この作品に描かれているのは、SとM、両者の契約と信頼関係の上で、それぞれの欲望を結実させるというSM行為ではないんですよね。
虐待される少年少女たちは、4人の絶対者(大統領、最高判事、大司教、公爵)に抵抗する術もなく服従しているだけなんですよ。しかも1人の人間としてではなく、名前のない民衆というグロスの一要素として。そこには両者の快楽の享受はなく、とてつもなく冷めた関係性しか存在していません。
名前を奪われることで、存在を征服されるという考え方って、宮崎アニメ「千と千尋の神隠し」でも登場しましたよね。「ソドムの市」でも名前という個人の証を奪われた少年少女が、画面上でもグロスでしか認識できないんですよね。目立つ存在としては、少年3人、少女2人くらいがいるけど、あとはあまり記憶に残らないの。
狂気が匂い立つ4人の男たちもコワイけど、この冷えた描き方もコワイ。
"一人の人間を繰り返し殺しても、とても飽き足りません。
ですから、なるべく大勢の人間を殺すのです。あははははは。"
というセリフがきっかけではじまる拷問大会。
映画「独裁者」でヒトラーを真似たチャップリンの有名な演説シーンにある「1人を殺せば犯罪だが、たくさんの人間を殺せば英雄になる」というセリフに通じるものがあるなと、ぶるるる。

大邸宅に籠もった4人の絶対者、17人の少年少女、若い兵隊、館の使用人、そして4人のマダム。大広間に集まった絶対者と少年少女、兵隊を前に、マダムが順番に自ら体験した卑猥な出来事を語っていきます。その話にインスパイアされて、4人の絶対者によって次々と変態行為が決行されていきます。
この、マダムの妖しい美しさがいいんですよ。退廃美とでもいうんでしょうか。
着飾ったマダムの口から、スカトロを「洗練された趣味」なんてヘーゼンと語られることに、多くの人は引いてしまうかもですね。たぶん、変態趣味でない人であっても、自分の性的志向って正当化するほかないはずなので、その肯定の仕方が「洗練」という言葉で言い表されているのが「新鮮」でした。でもこの排泄物、高級チョコレートとマーマレードで作られた小道具だったこと、先に知ってて観たから平然と観てられたかもしれないんですけどね(^^;

a0028078_1233861.jpg終盤、名前を呼ばれて<個>を取り戻した少年少女には「犯した罪の重さを知るがいい」と言い放たれ、拷問大会へと発展していきます。広間で行われる狂気の行為を、4人の絶対者は順番に1人づつ、館の窓から双眼鏡で見るという「高貴なお方」の「影ながら見る」かのような楽しみ方がオツでございました。遠景で観ることで、観客にとってはリアルさが倍増します。
酷い行為を押しつけられて、なおかつ「自分の犯した罪を知るがいい」とはあまりに救いがないよなぁとは思いました。パゾリーニの生い立ちから、悪徳を直接行う者ばかりでなく、ファシズムに流されるまま服従してしまった一般の民も、罪の対象だったという意味なのでしょうか。

あれ?と思ったのは、チラシにコラージュされた電気椅子に縛り付けられた少女が、本編にありませんでした。登場するとしたらラストの拷問大会だと思うんだけど、オリジナル全長版なのに入っていないということは?それがパゾリーニ監督殺害事件にからむ盗まれた撮影フィルムに入っていたってことかな。あと、スチールで観たことがある拷問大会が行われた広場に、死体が並んでいたシーンもなかった。まるでナチスのホロコーストを思わせるような光景でした。これもまた盗まれたフィルムに?

サイト上には、「ソドムの市」の鑑賞ガイドとなるページがあります。
とくに、<ソドムの市相談室>には分からなかったことの数多くに解答がつけられており、かなり参考になりました。
パゾリーニ映画鑑賞の試み〜あるフォーカス:ソドムの市相談室
ピエル・パオロ・パゾリーニ研究


これらのページを読んだ後、僕とゆいは何度も「ソドムの市」を観返しました。
奥が深いです…。コワイくらい。
思想的なことも知りたいけれど、ぶっちゃけ、少年少女らの裸体は美しかった。
一番の謎は、これだけのルックスの出演者たちが、この映画に出演することになった経緯だったりします。

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『ソドムの市』ピエル・パオロ・パゾリーニ 監督作品
Salo 'O le 120 Giornate di Sodoma
1975年/イタリア映画/117分/ビスタサイズ・カラー

DVD
パゾリーニ・コレクション 『ソドムの市』 (オリジナル全長版)
2003年2月リリース
エスピーオー - ASIN: B000083YCJ
(オリジナル音声リマスター版)
¥5,040(税込)
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  by tzucca | 2005-11-06 00:29 | → MOVIE

ダークサイドな映画に惹かれる日々

体調は、かなり回復してきました。
先々週末には連続して胃液吐いちゃったけど、
先週末にまた内視鏡検査をして、胃はかなりよくなったって。
薬も弱いものに変わって、あとは体力をつけていくだけ!
心配いただいたみなさん、ほんとありがとうです。

気が付けば、地元商店街の街路樹にはイルミネーションが。
ハロウィンが終わって、もうクリスマスの準備ですよ。
胃の調子を悪くしたのが8月終わりだから、
「省エネルギーモード」で生きているうち、あっという間に年の瀬!
うへぇぇ、ワケもなく焦燥感に襲われます。

「省エネルギーモード」で土日はおとなしく引き籠もっていたわけですが、
少し前から、ダークサイドな映画に再び夢中になっとります。
元々マニアックでカルトな映画が大好きなワタクシでしたが、
世間に(仕事に)流されプカプカ浮かんでいるうちに、
ダークサイドさえも普通の人モードになってしまいました。
すみません。そんなの、自分らしくないのは分かっておりました。
でも精神的な余裕がないと、自分の中の魔界シェアを保つことって
難しいでうー(涙)

きっかけは、「最低映画館」というサイトに紹介
されている作品解説を読みふけっていたことから。
なんて、楽しいんだ!
クセがあって、世間一般にはしょーもないとされている作品が醸し出す
独特の「味」には、時に恋のようなときめきさえ生まれます(笑)

最低映画館」には、本当にしょーもないB級C級ムービー
に混じって、伝説と化している重要な作品も紹介されてるのね。
ヤベェそういえば観ていなかった!
とおでこをペシャリとした作品がいくつか。
たとえば、
パゾリーニの「ソドムの市」、
中川信夫の「地獄」、
畸形オンパレードの「悪魔の植物人間」、
ウォーホル先生監修の「悪魔のはらわた」
etc...

そして、今更ながら数々の「最低映画」をワタクシに提供してくれた
2つのものに感謝したのですよ。

1つは、80年代半ばに巻きおこったホラー映画ビデオのブーム。
クローネンバーグの「ビデオドローム」、ロメロの「クリープショー」
など、輸入ビデオからマニアの間で話題となり、次々と日本でもビデオ化、
劇場公開されていった、熱いブームでした。
このブームが、現在も続く「ファンタスティック映画祭」のスタートに
結びついていくんですよね。
作家性の強さがホラーと結びついた良質な作品のほかにも、ブームに乗じて
いろんなカルトムービーがビデオ化されたステキな時代でもありました。
最低映画の大漁期!
「ピンク・フラミンゴ」ほか、巨体の女装オカマ・ディバイン出演作が
次々とリリースされたり、ハーシェル・ゴードン・ルイスの「血の祝祭日」
「2000人の狂人」といった、ホラー映画の歴史を研究する人以外、
観て唖然の作品たちが、ふつうのレンタルビデオの棚に並んでたスゲェ時代。


2つめは、旧東京12チャンネルの「2時のロードショー」。
「人類SOS」も「燃える昆虫軍団」もこの枠ではじめて観たんだよなぁ。
「2時のロードショー」は、平日の午後2時から洋画を中心にした80分番組。
時間枠短いのにCMがやたら長く、映画の本編はたったの62分!
毎日、お安い映画を容赦ない62分にぶっち切ってオンエアしてました。
今でも思い出すのは、名作の誉れ高い「赤い靴」をこの枠でやった時のこと。
なんと有名なバレエシーンが、バッサリカット(^^;
もういっちょ。
「実録フランケンシュタイン物語」は、オリジナルが確か4時間弱ある
テレビムービーなんだけど、これもバッサリ62分。
ストーリーはもう、チャプター早送り状態(^^;
前後編に分けてオンエアすれば、2日分賄えたのにねぇ(^^;

ってなワケで、この2つがなければ、愛すべき「最低映画」たちと出会うことも
なかったわけで、思えばラッキーな時期を生きてこれました。
「最低映画」というネーミングはちょっと語弊があるな…。
やっぱ「ファンタスティックな映画」というべきですね。

というわけで先週は、
WOWOWでオンエアされた時にDVDに録画しておいたのを
思い出した「地獄」を観て、おおおお!
同じく録画していたのを忘れていた、デジタル修復されたヒッチコックの
「めまい」を観て、拍手拍手!
そして、楽天の貯まったポイントで「ソドムの市」DVDを買い、
中学生のころから気になりつづけていた幻ムービーを遂に鑑賞。
こ、これはっ!(後でちゃんとレビュー書くね)
やばい、パゾリーニにハマりそう…。
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  by tzucca | 2005-11-05 21:38 | → MOVIE

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