ダークサイドな映画に惹かれる日々

体調は、かなり回復してきました。
先々週末には連続して胃液吐いちゃったけど、
先週末にまた内視鏡検査をして、胃はかなりよくなったって。
薬も弱いものに変わって、あとは体力をつけていくだけ!
心配いただいたみなさん、ほんとありがとうです。

気が付けば、地元商店街の街路樹にはイルミネーションが。
ハロウィンが終わって、もうクリスマスの準備ですよ。
胃の調子を悪くしたのが8月終わりだから、
「省エネルギーモード」で生きているうち、あっという間に年の瀬!
うへぇぇ、ワケもなく焦燥感に襲われます。

「省エネルギーモード」で土日はおとなしく引き籠もっていたわけですが、
少し前から、ダークサイドな映画に再び夢中になっとります。
元々マニアックでカルトな映画が大好きなワタクシでしたが、
世間に(仕事に)流されプカプカ浮かんでいるうちに、
ダークサイドさえも普通の人モードになってしまいました。
すみません。そんなの、自分らしくないのは分かっておりました。
でも精神的な余裕がないと、自分の中の魔界シェアを保つことって
難しいでうー(涙)

きっかけは、「最低映画館」というサイトに紹介
されている作品解説を読みふけっていたことから。
なんて、楽しいんだ!
クセがあって、世間一般にはしょーもないとされている作品が醸し出す
独特の「味」には、時に恋のようなときめきさえ生まれます(笑)

最低映画館」には、本当にしょーもないB級C級ムービー
に混じって、伝説と化している重要な作品も紹介されてるのね。
ヤベェそういえば観ていなかった!
とおでこをペシャリとした作品がいくつか。
たとえば、
パゾリーニの「ソドムの市」、
中川信夫の「地獄」、
畸形オンパレードの「悪魔の植物人間」、
ウォーホル先生監修の「悪魔のはらわた」
etc...

そして、今更ながら数々の「最低映画」をワタクシに提供してくれた
2つのものに感謝したのですよ。

1つは、80年代半ばに巻きおこったホラー映画ビデオのブーム。
クローネンバーグの「ビデオドローム」、ロメロの「クリープショー」
など、輸入ビデオからマニアの間で話題となり、次々と日本でもビデオ化、
劇場公開されていった、熱いブームでした。
このブームが、現在も続く「ファンタスティック映画祭」のスタートに
結びついていくんですよね。
作家性の強さがホラーと結びついた良質な作品のほかにも、ブームに乗じて
いろんなカルトムービーがビデオ化されたステキな時代でもありました。
最低映画の大漁期!
「ピンク・フラミンゴ」ほか、巨体の女装オカマ・ディバイン出演作が
次々とリリースされたり、ハーシェル・ゴードン・ルイスの「血の祝祭日」
「2000人の狂人」といった、ホラー映画の歴史を研究する人以外、
観て唖然の作品たちが、ふつうのレンタルビデオの棚に並んでたスゲェ時代。


2つめは、旧東京12チャンネルの「2時のロードショー」。
「人類SOS」も「燃える昆虫軍団」もこの枠ではじめて観たんだよなぁ。
「2時のロードショー」は、平日の午後2時から洋画を中心にした80分番組。
時間枠短いのにCMがやたら長く、映画の本編はたったの62分!
毎日、お安い映画を容赦ない62分にぶっち切ってオンエアしてました。
今でも思い出すのは、名作の誉れ高い「赤い靴」をこの枠でやった時のこと。
なんと有名なバレエシーンが、バッサリカット(^^;
もういっちょ。
「実録フランケンシュタイン物語」は、オリジナルが確か4時間弱ある
テレビムービーなんだけど、これもバッサリ62分。
ストーリーはもう、チャプター早送り状態(^^;
前後編に分けてオンエアすれば、2日分賄えたのにねぇ(^^;

ってなワケで、この2つがなければ、愛すべき「最低映画」たちと出会うことも
なかったわけで、思えばラッキーな時期を生きてこれました。
「最低映画」というネーミングはちょっと語弊があるな…。
やっぱ「ファンタスティックな映画」というべきですね。

というわけで先週は、
WOWOWでオンエアされた時にDVDに録画しておいたのを
思い出した「地獄」を観て、おおおお!
同じく録画していたのを忘れていた、デジタル修復されたヒッチコックの
「めまい」を観て、拍手拍手!
そして、楽天の貯まったポイントで「ソドムの市」DVDを買い、
中学生のころから気になりつづけていた幻ムービーを遂に鑑賞。
こ、これはっ!(後でちゃんとレビュー書くね)
やばい、パゾリーニにハマりそう…。
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  by tzucca | 2005-11-05 21:38 | → MOVIE

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