「Pen」最新号は映画のデザイン特集です

a0028078_1405538.jpg映画のタイトル・シークエンスは、音楽CDのジャケットのようなもの。デザインに凝ったとしても、モノが良くなければ浮いたものになってしまう。
でもカッコいいタイトル・シークエンスがある映画は、出だしから気分を高めてくれるから、その後の展開がどうあれ「タイトルバックがいいから許す」となる場合が多い。

新しいところでは「スパイダーマン2」のタイトルバックがカッコよかったよね。そんなタイトルバック・デザインにはソウル・バスという巨匠がいらっしゃるんです。50〜60年代に活躍したモーション・グラフィックスの神様です。
シンプルなオブジェクトでコンセプチャルなシークエンス、Flash全盛な今だからこそ彼のすごさが再認識されるというもの。
今号の「Pen」は、ソウル・バスをはじめとするタイトル・デザインの名手たちを特集。なんてステキな特集!永久保存版だわよ!
ソウル・バスの「黄金の腕」「悲しみよこんにちは」「めまい」、モーリス・ビンダーの「シャレード」「バーバレラ」、パブロ・フェロの「博士の異常な愛情」「華麗なる賭け」などのフィルム焼き画面が見られるのが涙もの。

また、予告編やポスターが余計な先入観を与えるのを嫌ったキューブリックの、断片をシンボリックに用いたポスター群、世界各国版の「スター・ウォーズ旧3部作」ポスターの珍作、「ストレンジャー・ザン・パラダイス」に代表される白い余白とモノクロ写真で構成されたポスターなどなど。映画にまつわるグラフィック・デザインに興味のある人にはビンビンな内容。さあ、本屋に走れ!

でもね。「セヴン」でタイトルバックの存在を強烈に思い出させてくれた、カイル・クーパーがまったく紹介されていないのがなんで?
次のためにとってあるのかな。
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  by tzucca | 2004-10-02 01:35 | → MOVIE

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