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キリン 伊賀忍茶(いがにんちゃ)

キリン 伊賀忍茶(いがにんちゃ)_a0028078_20320.jpg発売の頃ちょうど更新ができなかった時期だったから、スルーしちゃおうかなとも思ったけど、これおいしいから、記録に残しておこうっと。
「伊賀忍茶(いがにんちゃ)」なんてふざけたネーミングで、香取慎吾主演の映画「NIN×NIN 忍者ハットリくん ザ・ムービー」とのタイアップ商品とくれば、普通、味の期待なんてできないじゃないですか。

伊賀忍茶(いがにんちゃ)」は、緑茶じゃなくてほうじ茶。そこに、忍者の携帯食とされている「ごま」をプラス。そしたらあーた、ほうじ茶がすごくまろやかな香ばしさに!これは、おいしいですよ。このレシピは、まさにキャッチフレーズの「忍者の知恵」。

映画とタイアップといっても、ハットリくんの青い衣装を使わずに、黒地に手裏剣という独自の「忍者」モチーフでデザイン。映画とのタイアップは、下の方にタイトルのロゴを小さく使っているだけ。
最初に書いた、タイアップ商品なんて中身に期待できない、という先入観からうまい「距離感」をとった商品の独自性に、あとから気づきました。

ちなみに、プラスされた「ごま」がカラダにいいのは知られたことで、「健康維持に適した」ともパッケージに書かれていますが、健康飲料ってワケじゃないので楽しんで飲みましょう。映画が終わっても残っていればいいけど…。

●8/24全国発売 500ml 140円

忍者といえば、僕の場合ハットリくんじゃなくてアニメの「カムイ外伝」がインパクト大でした。あのシリアスさがまさにカタカナでなく漢字の「忍者」。
アニメのセル画特有の均一の線じゃない粗々しさが、迫力あったなぁ。「キル・ビル vol.1」のアニメ・パートを観て、そうそう!この粗い線は「カムイ外伝」じゃん!とうれしくなったもんです。

忍者+ドリンクで思い出すのは、いまでもカルト・ドリンクとして語り継がれているサントリー「冒険活劇飲料・SaSuKe」。黒と白の市松模様のパッケージで、ドクターペッパーみたいな毒々しい味の真っ黒な液体。その怪しさから「コンセプトは毒見か?」と思ったほど。
凝った映像のアヴァンギャルドな時代劇調CMが目をひいたんだけど、短期で姿を消した幻ドリンクなのでした。
(でも、いまだにマニアがウラで高額取引しているそうな)

「現代飲料考:ところでサスケを考える〜Think of SaSuKe〜」で、CMの音声だけを聞くことができます(Real Audio)

  by tzucca | 2004-09-11 01:49 | → DRINK&FOODS

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